【JAVA】基礎からJavaを勉強したいあなたへ!Eclipseを使おう!!
2021年5月から始めたこのブログ・・・これまでJAVAの基本的な事項をメインに記載してきました!
・変数の使い方
・演算子の使い方
・条件分岐(if、switch)
などなど・・・
これまでテキストエディタとコマンドラインでプログラムを紹介してきましたが、もう少し効率的な勉強方法はないものか・・・と、思った方もいらっしゃると思います!
今回は、効率的なJavaの勉強ツールとして、Eclipseという開発ツール(開発環境)を紹介していきます!
- 1.テキスト&コマンドラインでの開発の限界
- 2.Eclipseを使って効率よく開発しよう!
- 3.Eclipse - Pleiades All in One Eclipseのダウンロード
- 4.おわりに~Eclipseでの効率よい開発~
1.テキスト&コマンドラインでの開発の限界
「テキストでプログラムを書き、コマンドラインでコンパイルする」という方法を以前のブログで紹介しました。
ですが・・・テキストエディタ&コマンドラインでの開発には限界があります。
具体的にはどういったところか、簡単にまとめますね!
①コンパイル・プログラム実行にコマンドを入力しなければいけない
PCになれている方、コマンド入力に抵抗ない方なら問題ありませんが、やはりコマンドラインを立ち上げて、コマンドを入力しないといけないのは、なかなかの手間。
画面操作(ボタンクリック)で実行できたほうが、格段に楽ですよね!!
②コンパイル実行するまでエラーがあるかわからない
テキスト&コマンドラインでの開発の場合、コマンドラインでコンパイルしてはじめて、エラーがあるかどうかがわかります。
コマンド入力する前にエラーがわかれば、時間も手間もかからずエラーの検知&修正ができますよね!!
これらを解決するために、とっておきの開発ツールを、今回は紹介していきます!
2.Eclipseを使って効率よく開発しよう!
1章で記載したテキスト&コマンドラインでの開発の限界、それを解決するのに、Java開発の定番「Eclipse」を使ってみましょう!
Eclipseは主にJavaの開発作業を開発を効率化するための統合開発環境です。
具体的にどんなことができるのでしょうか。
①ファイルの作成やプログラムの実行がクリック操作で可能
Eclipseは画面操作でプログラムファイルの作成や実行が可能です!
これで、わざわざコマンドラインを開き、コマンドを打ち込まなくてよくなります!
②コンパイルエラーの場所が事前に分かる
Eclipseの開発画面では、作成中のプログラムにコンパイルエラーがある場合、その場所に注意の印を表示してくれます。
テキスト&コマンドラインの開発方式では、コマンドライン上でコンパイルして初めてエラーを検知しますが、Eclipseを使うことで、開発しながらエラーを確認&排除することができます!!
3.Eclipse - Pleiades All in One Eclipseのダウンロード
それでは、早速Eclipseをダウンロードして使ってみましょう!
①Eclipseをダウンロードする
Eclipseには様々種類あります。
ダウンロードするものによっては設定がいろいろ面倒なものもあります。
「これから始めよう」という方におすすめなのが、Pleades All in One という種類のもの!ダウンロードして解凍して、そのまますぐ使えます!
ダウンロードはこちらから
Eclipse 日本語化 | MergeDoc Project
上記リンクから最新版のEclipseを選択。ご自身のPCに合った環境&「Java」のFull Editionを選択してダウンロードしてください。
※All in Oneのダウンロードは時間がかかります。1~2時間単位でかかる場合もありますが、ダウンロード失敗しているわけではないので、気長にお待ちください!
<最新版のEclipseを選択>
<Windows 64bitの場合 Full EditionのJavaのリンクを選択してダウンロード>
②ダウンロードしたZipファイルを解凍する
ダウンロードが完了するとZipファイル(圧縮ファイル)がダウンロード先にできますので、そのファイルを右クリック⇒ すべて展開で、展開しましょう!
ワンポイント
展開先はなるべく日本語のフォルダ名がないフォルダにしましょう!
Cドライブ直下がオススメです!!
③解凍が終了したらEclipseを起動
解凍が終了したら、eclipseのフォルダができあがります!
その中に起動アイコンがあるので、そのアイコンをダブルクリックするだけでEclipseを起動することができます。
ワンポイント
eclipse.exeを右クリックしてショートカットを作成 ⇒ デスクトップに配置しておくと、起動が楽になります!!
④プロジェクト・プログラムを作って実行してみよう
ここからはすべてeclipseの画面内で、プログラム作成・実行ができます!
<ワークスペースの設定>
初回起動時に、ワークスペースを聞かれるかと思います。
ワークスペースとはeclipse上で作ったプロジェクト/プログラムを実行・保存するフォルダになります。
こちらもCドライブ直下に分かりやすく作成しておくとよいです
<プロジェクト/プログラムの作成と実行>
eclipse上で簡単なプロジェクト/プログラムを作成してみました!
サンプルプログラムの時と同じように、単純に文字列を出力するだけです。
プロジェクトの作成は、「ファイル > 新規 > Javaプロジェクト」から。プロジェクト名を指定するだけであとはデフォルト状態でも大丈夫です
プログラムの作成は、「ファイル > 新規 > クラス」から。今回はクラス名の指定と、「mainメソッドを自動的につける」を選択して作成しました!
4.おわりに~Eclipseでの効率よい開発~
今回はEclipseの紹介とダウンロード方法について、簡単に紹介しました。
冒頭で記載しましたコマンドライン開発での限界 ⇒ Eclipseで効率よくできることについて、実際に画像で紹介します!
①クリック操作で実行可能
Javaのクラスファイルを作成した後、ファイルを選択して「右クリック > 実行 > Javaアプリケーション」だけでプログラムを実行できます!!
②コンパイルエラーの場所が分かる
下の画像のように、コンパイルエラーがあると注意の印をつけてくれるので、コンパイル&実行するまえにエラーを検知、修正することができます!!
今回は以上になります。
今後、複雑なプログラムや行数の多いプログラムを書くにあたり、やはりテキストエディタ&コマンドラインでは、1章で記載したような限界があります。