ほっと・ゆたカフェ

仕事・趣味など日常で体験したことをゆる~く紹介していきます

MENU

【JAVA】演算子の基礎:まずはこれだけ抑えておこう!

以前のブログにて「変数」の基礎を紹介しました。

今回は「変数」に並んでプログラミングに必須となる「演算子」について、『まずはこれだけでも覚えておこう!』というものを紹介します。

 

JAVA演算子というと、一般的に以下6種類があげられます。

・算術演算子

・インクリメント、デクリメント

・比較演算子

・代入演算子

・論理演算子

・ビット演算子

 

これからプログラミング・JAVAを勉強しようとする際に、いきなりすべてを理解するのは難しいと思います。

 

今回は、最低限抑えておきたいものとして、①算術演算子、②比較演算子、③論理演算子の3種類を紹介します!

 

 

 

1.算術演算子

主に四則演算をするときに使います。

 

プログラムを開発する以上、データ 特に 数字の計算が頻出します。

そのため、四則演算を担当する算術演算子は外せません!

 

最優先で慣れてしまいましょう。

 

・・・といっても、「四則演算」というだけあって、そこまで難しくはないです。

 

<代表的な算術演算子 5つ>

f:id:ysneuneu:20210520190458p:plain

 

ちなみに「+(足し算)」は、文字列の結合もできてしまいます!!

サンプルコードと実行結果を記載しておくので、ご覧ください。

 

<サンプル>

public class Caliculate {
  public static void main(String args) {

    // 宣言&初期化
    int a = 10;
    int b = 3;

    // 算術演算子の確認
    System.out.println("算術演算子の確認");
    System.out.println("a + b = " + (a + b));
    System.out.println("a - b = " + (a - b));
    System.out.println("a * b = " + (a * b));
    System.out.println("a / b = " + (a / b));
    System.out.println("a % b = " + (a % b));

    System.out.println();

    // +(加算)演算子は文字列の結合も可能
    String hello = "Hello";
    String world = "World!";

    // 文字列結合の確認
    System.out.println("文字列結合の確認");
    System.out.println(hello + world);
  }
}

<実行結果>

f:id:ysneuneu:20210520192102j:plain

 

以上、算術演算子でした。

 

 

2.比較演算子

データの大小を判定するときに使います。

こちらもシステム開発(≒プログラミング)では頻出なので、優先度高めです。

 

<代表的な比較演算子 6つ>

f:id:ysneuneu:20210520193010p:plain

 

「比較演算子」の名前の通り、演算子の両辺の値を比較していますね。

比較した結果を「true(正しい)」か「false(誤り)」かで返却します。

 

 一部抜粋でサンプルを記載します!

<サンプル>

public class Compare {
  public static void main(String args) {

    // 宣言&初期化
    int a = 10;
    int b = 3;

    // 比較演算子の確認
    System.out.println("比較演算子の確認(一部抜粋)"); 

    System.out.println(a != b);
    System.out.println(a > b);
    System.out.println(a <= b);

  }
}

 

<実行結果>

 

f:id:ysneuneu:20210520194057j:plain

 

以上、比較演算子でした。

 

 

3.論理演算子

 

複数の条件判定式を評価するときに使います。

 

比較演算子で1つ1つの式を評価するプログラムを記載することもできますが、論理演算子を利用すると、すっきりしたプログラムが記載できるので、ぜひ覚えておきましょう!

 

<代表的な論理演算子 3つ>

f:id:ysneuneu:20210520195733p:plain

 

<サンプル>

public class Logical {
  public static void main(String[] args) {

    // 宣言&初期化
    int a = 1;
    int b = 3;

    // 論理演算子の確認
    System.out.println("論理演算子の確認");
    System.out.println( a == 1 && b == 2);
    System.out.println( a == 1 || b == 2);
    System.out.println(!(a == 1) );

  }
}

<実行結果>

f:id:ysneuneu:20210520202510j:plain

 

たとえば「a == 1 && b == 2」は、下記のプログラムとやっていることは一緒なのですが、論理演算子を使ってしまえば1行で書けてしまうのでスマートです!

 

if ( a == 1) {

  if ( b == 2 ) {

    // true(正しい)

  } else {

  // false(誤り)

} else {

 //false(誤り)

}


 以上、論理演算子でした。

 

4.おわりに~他の演算子は?~

 

今回は、最低限抑えたい演算子の種類として3つ紹介しました。

①算術演算子

②比較演算子

③論理演算子

 

これでほとんどのプログラムは書けるようになりますので、まずは上記3つをマスターしてみてください!!

 

~おまけ:ほかの演算子種類について~

・代入演算子

こちらは算術演算子が理解できればすぐに理解できます。

基本的には、「計算した結果を変数などに代入する」目的なので「=」を使うことになります。

<例>

int a = 3 + 4;

 

これの応用として、「計算しながら代入する」という演算子もあります。

<例>

int a = 10;

a += 3;

 

意味合いとしては

a = a + 3;

と同じです。

つまり「aは13という値で上書き」されます。

『元の値に、右辺の値を足した結果を、元の変数に代入する』といった感じです。

 

算術演算子さえ理解できてしまえば、こちらの理解も早いと思うので、優先対象からは外しました。

 

 

・インクリメント、デクリメント

こちらは、演算子の勉強というより、ループ文とセットにして理解してしまったほうが楽なので、優先対象からは外しました!

いずれループについても更新していく予定なので、そちらで紹介しますね。

 

 

・ビット演算子

業務アプリケーション開発では、あまり見かける機会がなかったので、優先対象からは外しました!

ただし、ビットの考えは基本情報技術者試験など、基礎試験でも問われるところなので、余力のある方は調べてみると良いです!

が、今回紹介した3種類の演算子が理解できてからでも問題はないです!!

 

 

<参考サイト>

java-code.jp

 

今回は以上になります。

ご覧いただきありがとうございました。